『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』見逃し配信動画を無料視聴する方法は？　１作目から止まらないワクワク感！

パート１同様、序盤のシーンで、 現在（未来）の変化を予感させるシーン作りとモノの使い方が最高。

「あのカブスが優勝？万年、最下位だったのに」
「賭けていた奴は大儲けだ、カブスが勝つと分かっていればな～」
この言葉をきっかけに、 店で売られていた【スポーツ名鑑】という物の存在を思い出した主人公。

ほんの少しワル知恵を働かせようとしていただけであったが、 それを他人に盗み聞きされてしまって、 思いも寄らず悪用される方向になり・・・・。

未来の 【スポーツ名鑑】の悪用により、 一人の人物が大金を手に入れ、 そして、金で権力を手に入れ、 カジノや暴力が当たり前になった世界に様変わりしてしまった。

この為 元の世界を取り戻そうと、 タイムマシーンで過去に戻ることになり・・・・。

変えてきた過去の形が、再び揺るがない過去の形になり、更に上書きされていく様子が何とも言えないですね。

スポーツ名鑑の他にも、 マッチに書いてある会社名、 新聞記事の見出しを利用しての 現在（過去）と、未来の変化を判断する際の情報提示が巧みな映画ですね。

パート１がワクワク度状態で終わったのを受け、その直後から再スタートを切るっていうオープニングがまず最高です！

パート１では元々は続編を作る予定はなく、未来へ飛ぶラストシーンはオマケ感覚で作ったそうですが・・・・。

このシーンがその後のシリーズを予感させる運命的なシーンになりましたね。

マクフライ家を救う為に2015年の未来へ向かったが・・・・。

予想外のトラブルを発端に1985年は地獄のような荒れた世界へ変貌してしまって。

この変貌した世界を元の世界に戻す為に、再び1955年へタイムスリップして・・・・。

三つの時代を駆け抜ける展開と、時間の分岐点が一作目の運命的な日にあるというスリリングさ。

夢のような明るい未来から地獄のように暗い未来へと、スポーツ年鑑ひとつでここまで物語を発展させる脚本も素晴らしいです。

そしてあのシーンを、別の角度から見られた時の驚きと喜び！
これこそ、映画でしか成し得ない映像のマジックだ！

一作目の活かし方がうまいですね。

タイムトラベルの映画はいくつもありますが、ここまで楽しめる映画はなかなか無いですね。

パート１を観ていないと何が起こっているのかわからない部分もたくさんあると思うので、もしパート１を観ていなければ、先にパート１を観ることをオススメします。