『昼顔～平日午後３時の恋人たち～』のあらすじ、お試しの動画配信で無料視聴できるの？　上戸彩と吉瀬美智子が“平日昼顔妻” を演じる、怖くて痛くていとおしい不倫ドラマ

『昼顔』のテーマは妻たちの不倫で、2014年にフジテレビで放映されました。

平凡な主婦・笹本紗和（上戸彩）と不倫を繰り返す自由奔放な滝川利佳子（吉瀬美智子）という対極の2人の人妻が織りなす不倫ドラマです。

当時社会現象にもなり、「昼顔」が流行語大賞にもノミネートされた程です。

人妻の不倫相手のキャストは、紗和の夫・俊介に鈴木浩介、利佳子の夫・滝川徹に木下啓太、北野の妻・折原乃里子に伊藤歩、紗和の姑・慶子に高畑淳子、利佳子が惹かれる画家の加藤紀に北村一輝、紗和が惹かれる高校教師に斎藤工などです。

第1話「恋する妻たちの怖く痛く愛おしいラブストーリー」のあらすじ

笹本紗和（上戸彩）と俊介（鈴木浩介）の夫妻は、結婚5年目の幸せで平凡な日々を送っている夫婦でした。

ある日紗和は、パート先のスーパーで、放火騒ぎあった家のそばに引っ越してきた滝川利佳子（吉瀬美智子）と知り合いになります。

利佳子は裕福な家庭の主婦ですが、実は秘密を持っていました。

利佳子の秘密とは、平日の昼間には複数の相手と不倫を繰り返していたことです。

今度は紗和のパート先のスーパーの駐車場で利佳子が車上荒らしにあいます。

利佳子はこの日も不倫をしていたので、不倫を隠そうとして紗和を利用します。

実は紗和は利佳子に弱みを握られていたのです。

紗和の弱みとは、紗和がスーパーの商品である口紅を自分のカバンに入れているところを、利佳子に見られていたのです。

この弱みがあるので、紗和は利佳子の頼みを断ることができませんでした。

紗和、利佳子、利佳子の不倫相手・萩原智也（淵上泰史）の3人が警察で事情聴取を受けることになり、紗和は「3人で会う約束をしていた」と嘘をつきます。

そこへ車上荒らしの犯人の高校生の担任教師である北野裕一郎（斉藤工）が現れ、事件は示談ですませることに話がまとまりました。

後日、利佳子から「北野と示談の話し合いがあるから来てほしい」と呼び出された紗和。

紗和が指定されたホテルに向かうと・・・・・。

ところが犯人の高校生と保護者は現れなかったので、利佳子が怒って北野に示談書を突き返します。

そして北野が帰った後、紗和と利佳子が不倫について語り合います。

そこで「智也とは終わりにした」と告げる利佳子。

翌日、紗和が家の近くにいる智也を見かけます。

智也は、利佳子を忘れられず、「紗和が利佳子の家の近所に住んでいる」「利佳子をあきらめきれない」と言ってなく崩れるのでした。

運悪くそこを、紗和の姑・慶子（高畑淳子）に見られてしまいました。

智也を気の毒に思った紗和は、利佳子に智也のことを教えようとしますが、利佳子の家では、新居お披露目パーティーが開かれていて、智也のことを切り出せません。

そしてしびれを切らした智也が利佳子の家へ来てしまいました。

咄嗟に利佳子は、智也のことを夫の滝川徹（木下ほうか）に、「私の弟なんです」と説明してしまいました。

利佳子の夫の徹は雑誌の編集長をしています。

その徹が編集長をしている雑誌で挿絵を描いている画家が加藤修（北村一輝）です。

ある時利佳子は、修に自分の肖像画を描いてほしいと頼みます。

出来上がった肖像画を見た利佳子は「あなたは超一流です」と彼に告げ・・・・・・・

一方紗和は、利佳子に頼まれて嘘をついたことが気になっていて、ついに北野が勤めている学校を訪れ、「私は嘘をつきました。滝川さんとは友だちじゃありません。」と告白し・・・・・・・

第2話「濡れたキス…妻たちの共謀」のあらすじ

紗和のところへ姑の慶子がやって来ました。

慶子は、先日紗和が智也と立ち話をしていたことで浮気をしているのではと疑っているのでした。

紗和は、きっぱりと否定すればいいのですが、北野に惹かれている自分の心に罪悪感を感じていたので、動揺してしまいました。

利佳子が加藤修に描いてもらった肖像画を夫の徹は気に入らず、その絵を捨ててしまい・・・・・・。

利佳子から誘われて、待ち合わせ場所に来た紗和。

しかしそこには利佳子の姿は見えず、代わりに北野がいました。

北野は「示談の件で利佳子に呼び出された」のでした。

紗和と北野はお互いに既婚者であることなどを楽しげに話し、連絡先を交換して別れました。

ところが、またもその現場を慶子に目撃されてしまい・・・・。

一方、再び加藤のアトリエを訪れた利佳子は、「もう一度自分の肖像画を描いてほしい」と頼みますが、加藤から冷たく断られてしまいました。

その夜慶子がやってきて、紗和と俊介夫妻の前で、紗和の不倫疑惑の話をしますが・・・・・。

紗和から連絡を受けてやって来た利佳子が、「その男性はどちらも私の知人です」と説明してくれたので、紗和の疑惑は晴れました。

そんな中、紗和のパート先のスーパーに契約社員として智也が現れました。

紗和が話を聞くと、智也は「利佳子を迎えにいくためです」と答えるのでした。

紗和は利佳子に智也のことを話しました。

そして2人はまたもや不倫について語り合うことになり・・・・。

利佳子が紗和の携帯電話から北野にワン切りをしました。

勿論紗和の知らないうちに。

それに気付いた紗和が利佳子を責めると、利佳子は「あなたも同じことをしていいわよ。狙っている男がいるの」と言うのでした。

そして紗和に、利佳子の携帯から加藤にワン切りさせました。

紗和が働くスーパーに北野の妻・乃里子（伊藤歩）が買い物に来ました。

そして紗和に「夫がここのお弁当が美味しいと話していたので」と話かけました。

もちろん、紗和は北野の妻とは知りません。

パートの休憩時間に紗和は北野に電話をかけ、「昨日は間違って電話してしまって、すみません」と謝りました。

そして、今度山へ昆虫を見に行く約束をするのでした。

利佳子が懲りずに加藤のアトリエを訪れ、肖像画の交渉をしています。

加藤が肖像画を描く条件として「服を脱ぐように」と言うと、利佳子は躊躇してしまい・・・・・。

加藤は「主婦の暇つぶしにつき合っている時間はない」と冷たく言い放つのでした。

紗和と北野は電話で約束した昆虫観察に山へ来ました。 雨が降る中ほどけた靴紐を結んでくれている北野に、紗和がキスしようとすると・・・・・・

第3話「妻の失恋…本音語る七夕の夜」のあらすじ

数日後、利佳子が紗和に電話し、2人はお互いの恋愛ついて話し合うのでした。

「妻の外見の変化にも気付かないような夫が、不倫に気付くはずがない。ほんの少し行動に注意すればバレない」と言って不倫を勧める利佳子。

しかし、紗和はもう二度と北野には会わないと明言して電話を切ったのですが・・・・・・。

紗和がパートの仕事を終えて、帰宅する時、突然雨が降ってきました。

そうすると智也が後を追いかけてきて、傘を差し出しました。

1つの傘に2人で入って、智也と紗和が笑い合っていると、偶然そこへ北野が現れるました。

あわてて北野に駆け寄る紗和。

しかし北野は、「突然、失礼しました」と言って、先日紗和に借りた傘を返して立ち去るのでした。

紗和のパート先に再び北野の妻・乃里子が買い物に来ました。

そして気が合う紗和と話し込んでいると・・・・・。

そこへ偶然、七夕飾りを買いに来ていた利佳子が加わり・・・・。

話が盛り上がって、「3家族で集まって七夕パーティーをしよう」ということになりました。

3人の妻はそれぞれの夫にパーティーのことを話すのですが、紗和の夫・俊介と利佳子の夫・徹は2人で飲みに行ってしまい、北野はスーパーで遭遇した智也と飲みに行ってしまいました。

その頃、3人の妻たちは不倫話で盛り上がっていました。

楽しかったパーティから帰宅した紗和。

紗和は北野から返してもらった傘を見て落ち込み・・・・・。

翌日、紗和は北野の高校を訪れ、仲直りをし、その後、昆虫採集をするために森林公園へ来ました。

「自分は面白くない男だ｝と自虐的に語る北野。

何も言わず北野に手を差し出し、手をつなぐ紗和、 そんな2人を、北野の教え子である啓太（健太郎）とまなみ（田中日奈子）が見ていて・・・・・。

その頃利佳子は、加藤に抱かれていたのでした。

第4話「妻を強くする恋…覚悟のキス」のあらすじ

情事を終えた利佳子と加藤。

身支度を済ませた利佳子が、数枚の1万円札を置いて帰ろうとすると、「そんな金をもらうくらいなら餓死した方がましだと、札を突き返す」と加藤から突き返されてしまいました。

翌日、紗和が仕事をしているところにやって来た智也が、「利佳子らしき女性が出会い系サイトで不倫相手を募集している」と話しました。

利佳子の事が心配になった紗和は、利佳子に止めるようにと忠告するのですが・・・・。

一方、紗和の夫・俊介にも危険が迫っていました。

俊介は部下の長谷川美鈴（木南晴夏）から誘惑されていたのです。

美鈴と飲みに行くことになった俊介は、「残業になった」と紗和にメールを送り、美鈴を連れてバーに行きました。

するとそのバーには、利佳子の夫・徹が来ていて・・・・・・。

翌日、出会い系サイトで連絡のあった男と会うためにホテルへ向かう利佳子。

利佳子を尾行する夫の徹。

しかし備考は失敗してしまいました。

北野と会う約束をしていた紗和は、のでウキウキ気分でレジ打ちをしていると・・・・。

そこへ乃里子が買物に来ました。

乃里子の買い物籠の中の妊娠検査薬に気づいた紗和は・・・・。

紗和が休憩時間にメールを確認すると北野から、「今日は会えなくなりました」というメールが届いていてがっかりです。

更に利佳子から電話が入り、「今から男に会うから、何かあったらホテルまで助けに来てね」と言われ・・・・。

気分が落ち込んだ紗和は、思わず今日北野と来るはずだった公園に来ました。

するとそこに北野も来ていて・・・・・・・

第5話「悪女誕生 妻が一線を越えた日」のあらすじ

海辺の小さなホテルにいる紗和と北野。

しかしどうしても一線を越えられませんでした。

そこで紗和が提案したのは・・・・・。

「窓から見える道を次に通るのが女性だったら友だちのままでいる、男性だったら結ばれる」

その頃、利佳子も智也とホテルにいました。

出会い系サイトを利用して利佳子を誘い出したのは智也だったのです。

加藤と別れるように言う智也。

すると利佳子は加藤に電話して、「自分とは何の関係もない」と言ってくれと頼みますが・・・・・。

加藤は「利佳子は自分の女だから、今から会って話をつけよう」と告げ・・・・・。

紗和と北野のいるホテルの窓の外を最初に通ったのは犬でした。

「オスかメスか聞いてくる」という北野を「どっちでもいいよ」と押し倒して・・・・・・・。

その後、利佳子の夫・徹から紗和に電話が入りました。

「利佳子が家に不在で心配して電話してきた」と言う徹でしたが、実は徹は、利佳子を見失ったホテルのロビーにいるのでした。

悪い予感を感じた紗和。

紗和は、利佳子がいるはずのホテルへと向かいます。

ホテルのロビーで見張っていた徹は、紗和が来たのを見て身を隠し・・・・・。

丁度その時、加藤もホテルに現れました。

加藤は徹に気づき、徹に見られないようにエレベーターに乗り込み・・・・・。

加藤に気付いた紗和が一緒に利佳子のいる部屋に向いました。

利佳子の相手が智也であることが分かった紗和は、智也を説教をして帰しました。

加藤から、徹がロビーで見張っていることを教えられた利佳子は「不倫はバレる罪の方が重い」と紗和に教えるのでした。

その後、徹に対するカモフラージュとして、「なくした携帯を探してくれたお礼」と言って利佳子が紗和・俊介夫妻を食事に招きました。

翌日、人目につかないように北野を訪れた紗和。

紗和は2人のルールを決めます。

「電話はしない。メールの履歴は残さない。返信がなければ、それ以上は送らない」など。

俊介は徹に花火大会に誘われました。

「花火大会の日は笹本さんと食事もしてくるから、お前は紗和さんと食事してくれば」と利佳子に罠を仕掛ける徹。

花火大会の日、加藤に会うために車を運転していた利佳子は、徹が仕掛けたGPSに気付きました。

そこで車をホテルに停めて、タクシーに乗り換えるたのだが・・・・・。

実はもう1個のGPSが仕掛けられていて・・・・・。

同じ日、北野にメールを送る紗和。

しかし北野からの返信が無く・・・・・。

思わずルールを破って北野に電話した紗和。

北野は「3時からなら時間が空くから」と動物園で待ち合わせることになり・・・・・・・

第6話「秘密の恋がバレる時…夫の罠」のあらすじ

紗和と北野は動物園でのデートを楽しんでいました。

別れ際に北野はゴリラの縫いぐるみを紗和にプレゼントしました。後でこのぬいぐるみが不倫の証拠になるとも知らずに・・・・。

一方、加藤と利佳子が海で会っていると、徹が物陰から2人を撮影していましす。もう1個のGPSを追いかけてきていたのですね。

翌朝の滝川家。

次女が絵日記に「家族そろって花火を見た」と書いたのを見た長女が、「嘘つき」となじって喧嘩を始めました。

利佳子：「お母さんと一緒に見たかったのね」

長女：「お父さんもいなかった」

徹：「仕事ができてしまって、子どもたちは笹本さんに見てもらっていた」

徹が子どもたちと一緒にいなかったことを知って動揺する利佳子を見た徹は、更に追い打ちをかけます。

徹：「床に砂みたいなものが落ちているから掃除しておいてくれないか」

徹：「携帯電話のプランを変えるから、携帯電話を預からせてくれ」

利佳子の携帯電話を預かって家を出た徹は、携帯電話から萩原智也を見つけて呼び出しました。

その頃利佳子は、自分のカバンの中からGPS発信器を発見し、徹にバレたことを悟りました。

スーパーに行った利佳子は紗和に、
利佳子：「夫にバレた。携帯電話も取り上げられた。花火大会は罠だった」

そこへ乃里子もやって来たので、3人で利佳子の家に移動することになり、

利佳子：「平日の昼間しか不倫しないというルールを破った罰が当たった」
乃里子：「主人を好きな人がいるみたいだけど、主人は教師で堅物だから安心」

乃里子が言った「教師」という言葉に、紗和は北野を連想して動揺し・・・・・。

丁度その時、乃里子のスマートフォンが着信しました。

スマホの待受画面は北野と乃里子の写真でした。

乃里子のスマホを見て、乃里子の夫が北野だとわかりショックを受けた紗和は、急用を思い出したと言って帰りました。。

この時利佳子も乃里子の待受画面に気がつきました。

急いで乃里子を帰した利佳子が、紗和の家に来ました。

利佳子：「北野はあきらめた方がいい。奥さんを知ってしまったから、あなたは嫉妬を抑えられない」

そして利佳子が帰宅すると、利佳子の家には夫と加藤がいました。

徹：「加藤とは二度と会うな。お前は俺の稼ぎで生きている」
徹：「仕事を失いたくなかったら、女房と二度と会うな」

加藤：「私は誘惑されただけです。何の未練もありません。」

一方仕事から帰った北野には紗和からメールが届きます。
紗和からのメール：「明日電話しても良いか？」

メールが来たことを見て見ぬ振りをする乃里子。

翌日、スーパーにて
智也：「利佳子の夫に何もかも話した。そうすれば利佳子が自分の元に帰ってきたくれるんじゃないかと思って。」

これを聞いた紗和は智也を責め、北野に電話して別れを切り出しました。

一方、智也は利佳子の家に行ってインターフォン越しに、利佳子の夫に全てを話してしまったことを告白しました。

智也を帰した後、公衆電話から加藤に電話をかける利佳子。

加藤：「君にうちに来る覚悟はあるのか？」
利佳子：「子どもを捨てるほど好きじゃない」
と答えて、電話を切って泣き崩れる利佳子。

そんな時、パートを終えた紗和の元に北野が姿を現し・・・・・

第7話「恋の終わり…日常に戻る辛さ」のあらすじ

紗和は利佳子を訪れ、北野と別れたことを泣きながら話します。

利佳子：「別れた後も人に知られてはいけない」

利佳子自身も徹と、利佳子の不倫をめぐって激しい喧嘩をします。

徹の平手打ちを食らった利佳子は、家を出てしまい・・・・・。

紗和の夫・俊介と俊介の母・慶子が喫茶店で話をしています。

するとそこへ俊介の部下・長谷川美鈴が通りかかり、俊介に気付いて喫茶店に入ってきました。

美鈴を見た俊介はあわてますが、美鈴は平気で、慶子に挨拶をして立ち去るのでした。

慶子：「あんた、あの子と浮気を？」

北野が校長に呼ばれて校長室へ行くと、北野と紗和が手をつないでいる写真を見せられ、校長から注意されました。

紗和がスーパーで仕事をしていると利佳子が来て「離婚したいからお金を貸してほしい」と言われました。

対策を考えるため紗和の家に移動して話し合っていると、慶子が来ました。

慶子：「俊介の浮気に苦労するかもしれないけど、私はあなたの味方だから」

慶子が去った後、

紗和：「家に帰った方がいい」
利佳子：「あんな牢獄にはいられない」

二人が言い争っているところへ俊介が帰宅したので、利佳子は帰りました。

俊介は紗和に長谷川美鈴のことが知られたと分かり動揺するのです。

利佳子が加藤のアトリエに入ろうとすると、夫・徹と加藤の声が聞こえました。

徹：「利佳子が家を出たので、ここに来たら追い返してください」
加藤：「あんたがほしかったのは妻という人形だ」

その夜、帰宅した利佳子はショックを受けました。
長女：「公衆電話で泣いているお母さんを見た。男の人と別れたんでしょう？お母さんなんか大嫌い」

翌日、映画を観た帰りに買物をしようとスーパーに寄った北野と乃里子。
スーパーで偶然、紗和の元を訪れていた俊介と紗和の夫婦に出会いました。

初対面にもかかわらず北野のことを「北野先生」と呼ぶ紗和を不審に思った乃里子は・・・・。

紗和の家でお茶を飲もうと提案し・・・・・・・

第8話「妻の追及…修羅場がはじまる」のあらすじ

紗和の家で無邪気にはしゃいでいる乃里子でしたが、そこでゴリラの縫いぐるみを見つけました。

そのぬいぐるみは、紗和と北野が動物園でデートした時に、北野から貰ったものでした。

動揺した北野が、帰ろうと言い・・・・・。

帰り際に、
乃里子：「自分は普段、折原姓を名乗っているのに、どうして主人の苗字を知っていたの？」
北野：「実は紗和さんとは初対面じゃない。うちの生徒が車上荒らしをしたときの被害者が滝川さんで、紗和さんもその場にいたんだ」

翌日、スーパーで仕事をしている紗和を徹が訪ねてきて、「利佳子にこの封筒を渡してくれ」と紗和封筒を渡しました。

紗和が封筒に書かれていた住所へ行くと、そこは加藤のアトリエでした。

利佳子に封筒を渡しました。
封筒にはお金と家族の写真が入っていました。

利佳子：「夫の元に戻るつもりはないが、子どもたちには謝りたい」
紗和：「自分が真菜ちゃんに話してあげる」

一方、学校では北野と木下啓太が話しています。

北野：「写真の人は普通の主婦だから、変な気を起こさないでほしい。彼女とは不適切な関係ではない」
啓太：「ゆっくり話したいから先生の家に行っていい？」
北野：「飯を食いに来い」

その頃乃里子は、北野の財布から動物園の領収書を発見し、その動物園でゴリラの縫いぐるみを販売していることを調べ・・・・・・・。

北野の不倫相手が紗和であることを確信した乃里子。

俊介と長谷川美鈴が道端で言い争っているところを目撃した乃里子。
乃里子：「今、見たことは黙っているから、ちょっと話したい」

滝川家に行った紗和は、
紗和：「お母さんがあなたたちに謝りたいと言っている」
真菜：「私たちは大丈夫。不倫した人のご飯より、家政婦さんのご飯の方が美味しい」

乃里子は紗和に電話で、
乃里子：「先日のお詫びに夫婦で家に来ない？」

紗和は電話を切った後、智也に「北野に直接連絡できないから、代わりに電話してほしい」と頼むのです。

一方、加藤は利佳子のことを話し合おうと、徹の元を訪れたのですが・・・・。
徹：「そんなことより、君の絵を買いたいという申し出がある」

仲買人が入ってくると、その仲買人は加藤の元妻・佐倉亜紀（高橋かおり）でした。

その頃、図書館で密かに会っていた紗和と北野が、
「もう絶対に会わないようにしよう」
と話し合っていると・・・・・。

そこへ乃里子が現れ・・・・・・・

第9話「確実に崩れゆく日常…夫の涙」のあらすじ

図書館で大騒ぎとなった3人は、警察で事情聴取を受けることになりました。
北野夫妻は厳重な注意を受けて返されました。

紗和は利佳子に身元引受けにきてもらって、紗和の自宅へ行きました。
紗和の自宅で利佳子と紗和が話していると、俊介が帰ってきました。

俊介：「妻ともう付き合わないでほしい」
これを聞いて利佳子は出て行きます。

北野の事を告白しようとする紗和ですが、俊介に話をそらされてしまい・・・・。

翌日の北野家では、
乃里子：「一週間以内にここを引き払って、私の実家に引っ越してほしい。この街にはいたくない」と言って荷物をまとめて出て行きました。

紗和のスーパーでは、乃里子のクレームで幹部から厳しく注意されました。

北野の学校では、校長と副校長から転任を勧められました。

仕事を終えて帰宅した紗和に長谷川美鈴が、
美鈴：「旦那さんを私にください」
美鈴：「とにかく早く別れてください。私は奥さんと違って結婚したら不倫なんかしません」

紗和がドアを開けると、姑の慶子が倒れていました。
ドア越しに美鈴の話を聞いていたのです。

介抱しようとする紗和に、
慶子：「触らないで。汚らわしい」
と叫んで逃げてしまいます。

一方、ホステスとして働く利佳子を夫・徹が訪ねてきました。

「家に帰るように」と説得する徹ですが、利佳子は聞く耳をもたず・・・・。

俊介と紗和の夫婦は長谷川美鈴のことを話し合っていました。
北野との不倫を告白しようとする紗和ですが、紗和が不倫したことを信じていない俊介は聞いてくれません。

いたたまれなくなって家を飛び出した紗和は、行く当てなく、何となく、北野とデートした森林公園に来てしまいました。

そして気がつくと、そこに北野が立っていて・・・・・。

第10話「妻の逃避…試される愛の強さ」のあらすじ

慶子と俊介が話しています。
俊介：「紗和は友だちと旅行に行った」

しかし慶子は全く信じません。
そこへ乃里子から電話がかかってきました。

乃里子：「主人が家にいない。きっと紗和と一緒にいるに違いない。2人を探し出して主人を家に連れ戻してくれ」

加藤のアトリエに利佳子を訪ねてきた智也・
智也：「もうあなたに未練はない。実は紗和ちゃんが無断欠勤をしているので、北野先生と妙なことになっているのではないかと心配になった」

その頃、紗和と北野は湖畔で食事をしながら、つかの間の平和な時間を楽しむ2人でした。

しかし、オフにしていた携帯電話の電源を入れると・・・・・。

たくさんの不在着信とメールが届いていました。
紗和の携帯電話に未登録の番号からの着信があり、紗和がかけ直してみると、利佳子の番号でした。

帰ってくるように紗和を説得する利佳子。

一方、俊介が家で弁当を食べていると、長谷川美鈴が訪ねてきて、紗和が不在で散らかった部屋を片付け出し・・・・・。

紗和との愛を確かめあった北野は、
北野：「けじめをつけるために、明日帰る」

一緒に行くという紗和に「ここで待っているように」と言って、翌朝北野は一人で立ち去ります。

北野と入れ違いに智也と利佳子がやって来て、
利佳子：「離婚は難しいので家に帰るように」
紗和：「北野先生を信じて待つ」
利佳子：「加藤が元妻と外国へ行っているが、信じて待っている」
利佳子：「夫とけじめをつけてくる」
と言って利佳子はその場を立ち去りました。

北野は俊介と慶子に謝罪した後、
北野：「紗和と一緒にならせてほしい」
しかし俊介は頑なに離婚を拒み、北野を追い出しました。

利佳子が滝川家に戻ると、次女の陽菜が熱を出したということで、長女の真菜が泣きながら出て行くところでした。

利佳子が陽菜をベッドに寝かしつけ薬を飲ませていると、徹が帰宅します。

徹：「加藤は海外で商談が成功したから、離婚でもめている人妻なんて邪魔なだけだ」

北野は今度は乃里子と話し合っていました。
北野：「僕が全部悪い。別れてくれ」
これに対し乃里子は、自分が妊娠していることを告げ・・・・・

『昼顔』最終回「罪から始まった恋完結…妻が選ぶのは夫か恋人か」のあらすじ

妊娠は嘘だったことを北野に告げた乃里子。

北野が出て行くと乃里子は、探偵に電話をかけて北野を尾行させます。

紗和の元に帰った北野に、
紗和：「私、待ってなかったもん」

その夜、2人が滞在している別荘の前に2台の車がやって来ました。

１台目の車からは、俊介と慶子が降りてきます。
もう1台の車からは、乃里子と乃里子の父が降りてきました。

こうして2人は、無理矢理引き離され・・・・・・。

帰国した加藤は徹の元を訪れ、
加藤：「自分の絵は海外の無名画家の盗作だった」
徹：「そのことは公表しないから、利佳子と別れてくれ」
娘：「絵を盗むだけじゃなくて、お母さんを盗ったんだ。お母さんを返せ」
と言って加藤に物を投げつけるのでした。

その頃飲み会で正体なく酔っ払った俊介は、長谷川美鈴に連れ帰られました。

俊介を介抱しようとする紗和。
紗和の手を払いのける俊介。

美鈴：「私、急に冷めちゃった。もういいです」
と言って帰っていきました。

そして後日、北野裕一郎側と笹本紗和側の家族が弁護士事務所に集まり、話し合いの場が設けられました。

乃里子：「要求は1つ。夫と紗和さんは絶対に会わない。電話・メールも一切しない」
俊介も乃里子も、離婚はしないと明言するのでした。
そして北野は高校を退職して北野夫妻は転居する、紗和もスーパーを退職して転居するということで話がまとまりました。

もしこの条件を破ったら、「毎月30万円の慰謝料を死ぬまで払う」という厳しいペナルティーが付けられます。

北野も紗和もわざとお互いをくさす発言をして、お互いをあきらめさせようと努めるのです。

翌日、パート先のスーパーに辞表を出す紗和。
紗和がパート仲間に渡した封筒には、そこには口紅とお金が入っていました。

加藤は自分で盗作を公表しました。
佐倉亜紀を訪れて、謝罪する加藤。
亜紀：「なぜ自分で公表したの？」
加藤：「泥棒のままでいたくないんだ」

アトリエに戻った加藤は、利佳子に出て行くように命じますが・・・・・

そこへ智也がやってきて
智也：「世間を騙してでも利佳子を幸せにすべきだった」

これを聞いて加藤は智也と殴り合いになり・・・・。

紗和が知らせを受けて病院に来ると、智也が廊下に座り込んでいました。
加藤の安否を尋ねると、
智也：「命には別状ない。しかし、右手の神経を痛めて、二度と絵筆が握れないって」
と言って泣くのでした。

この時病室では
加藤：「家に帰れ。母親に戻るんだ」
と利佳子に言っていました。

利佳子：「あなたなんて遊びよ」
と涙ながらに答えて、加藤の負傷した手をさする利佳子。

学校では、生徒たちに別れを告げる北野。
木下啓太：「俺はあんたから何も教わってないぞ」

北野は、「誰かを真剣に愛するように」という演説をして、高校を去ります。
その姿を塀の陰から紗和が泣きながら見ていたのです。

帰宅した紗和はベランダに靴を置き、靴紐に火をつけて、部屋のゴミ箱に捨てました。
火は燃え移り炎があがりました。

このボヤ騒ぎで警察の取り調べを受けた紗和でしたが、俊介がかばって無罪放免となりました。

処罰されなかったことでがっかりして警察を出た紗和に、離婚を切りだした俊介。

その後紗和は、新居と職場が見つかったといって、利佳子に別れを告げて家を出ていきます。
紗和が街を歩いていると、北野の引越のトラックとすれ違いますが、気付かない紗和でした。