特捜9　season3　第5話（6/17日放送）「10年目の殺人」のあらすじ 徹底的なソーシャルディスタンスで捜査再開!

特捜班の会議室で自分宛の封書を発見した班長の国木田誠二（中村梅雀）。

封書を読むと国木田は慌てて出ていった。

封書の差出人の名前「竹内沙織」に、国木田は覚えがあったのだった。

一方、浅輪直樹（井ノ原快彦）は、新藤亮（山田裕貴）から電話を貰い早瀬川真澄（原沙知絵）からの捜査の依頼を説明された。

直樹が説明された事件は、
・女性が自宅のアパートで首を吊った状態で発見された
・所轄は自殺と判断した
・遺体の口紅が自分で塗ったとは思えないほどはみ出ており不自然
・遺体の唇から僅かながら被害者以外の血痕が見つかった
・死後に血痕を隠すために口紅が塗られ、他殺の可能性ができてきた
というものであった。

他殺の可能性があると言っても所轄に相手にされなかったので、早瀬川は浅輪達に捜査を依頼してきたのだった。

被害者女性の名前は竹内沙織（竹内恵美）。
直樹にはこの名前に心当たりがあった。

沙織は直樹の所轄時代の先輩・門脇健治（橋本さとし）の元不倫相手だった。

そして沙織との関係が公になってしまったので、門脇は警察を辞めることになったという因縁の女性だった。

直樹から電話を受けた青柳靖（吹越満）と矢沢英明（田口浩正）は沙織が勤めていた所轄に向かった。

ソーシャルディスタンスを取り、作業を手伝いながら婦人警官（谷川清美）から話を聞く2人。

その話によると「不倫がバレて立場が悪くなった沙織を気遣っていた上司がいた」ということだった。

そしてその上司とは・・・・・・。
特捜班の班長・国木田だった！

青柳から国木田のことについて連絡を受けた直樹は特捜班の会議室で沙織の手紙を発見した。

その後、直樹はテレビのコメンテーターとして活躍している門脇と電話で連絡を取り沙織の死について話を切り出した。

門脇は、10年以上前に警察を辞めて別れた後は沙織とは1度も会っておらず、自殺の原因についても心当たりは無いというが・・・・。

ただ、2週間前のファンレターの中に沙織のものと思われるものがあり後で探してくれるということであった。

一方、新藤は沙織が勤めていた会計事務所の同僚（林田麻里）からソーシャルディスタンスを取りつつ話を聞いていた。

沙織は経理業務を委託された印刷会社の社員、和田孝雄（おおたけこういち）から交際を迫られていたという。

直樹は一応、非番である小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾（津田寛治）にも連絡を取る。

2人は小宮山の友人の引越しを手伝っていた。

国木田は門脇を訪れて沙織について話をするのだった。

「私は少し後悔しています。あの時、親身になっていれば。」

「だからできる限りのことをしたいと思っています。」

とだけ言って国木田は去っていった。

直樹から連絡を受けた青柳と矢沢は沙織のアパートを張り込んで、やってきた和田を確保、任意同行して話を聞いた。

和田は沙織に交際を申し込んでいたが断られてしまったが、諦めきれずにアパートの近くで様子を見ていたら門脇が部屋に入ったのを目撃したと言った。

そして和田は、その様子をスマホで録画しており、「門脇が犯人だ」と主張するのだった。

直樹は新藤と合流して門脇の元へ向かった。

門脇は沙織からのファンレターを渡すが「（沙織とは）会っていないし、家も知らない」と言うのだった。

直樹が、和田が撮影した動画を見せて追求すると、観念した門脇は本当のことを話し出した。

山脇は選挙に出ることになり過去の関係を清算するために沙織と話をしようとして沙織のアパートに行ったが、沙織はすでに首を吊って死亡していた。

そして沙織の口の中にくしゃくしゃになった自分とのツーショットの写真を発見したので、疑われると思った山脇は写真を捨てたとの事であった。

山脇は口紅のことは知らないということであった。

新藤は念の為に山脇にDNAを提供してもらうことを承諾してもらった。

早瀬川の鑑定の結果、遺体の血痕と山脇のDNAは一致しなかった。

そして佐久間（宮近海斗）によると、国木田への封書と山脇へのファンレターの筆跡は良く似ていたが一致していないと告げられた。

さらに早瀬川の再解剖の結果、沙織の体にはある異変が起きていたことが告げられ、これを受けて直樹はこの事件の真相にたどり着き・・・・・・