エール 第7週「夢の新婚生活」（5/11～15日）あらすじ　何度も何度も曲を書いても採用されない裕一、そこに現れたのは・・・・

裕一（窪田正孝）は上京して、音（二階堂ふみ）と新婚生活をスタートさせた。

裕一はコロンブスレコードと、年間3500円という大金で専属作曲家の契約を結んでいたが、その分ヒット曲を生み出していかなければならないが・・・・。

裕一は何度も何度も曲を作っては、ディレクターの廿日市誉ほまれ（古田新太）のOKがもらえない。半年間で21曲連続で不採用になっていた。

同じ時期に契約をした作曲家・木枯正人（野田洋次郎）も、19曲連続不採用になり落ち込んでいた。

春になり、音の東京帝国音楽学校の新学期がスタートした。

オペラの実習中に「プリンス」と呼ばれる佐藤久志（山崎育三郎）が音の教室にやってきた。

佐藤は自分がレッスンとすると言い、その相手として金賞に選ばれた経験をもつ夏目千鶴子(小南満佑子)を指名した。

周りの生徒たちは、ふたりの歌声に魅了され記念公演「椿姫」の主役は二人で決まりだと噂するのであった。

焦りと嫉妬にかられる音。

しばらくして、木枯正人の曲が採用されてレコード化されることになった。

複雑な思いを抱えつつも、同期の木枯を祝福する裕一。

その様子を見た木枯は「大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない」と、裕一をカフェ・バンブーに誘った。

カフェには華やかな女性たちがいたため、裕一はカフェに行ったことを音に隠そうとしたが・・・・。

しかし音にバレてしまい、裕一と音は喧嘩になり・・・。

翌日バンブーには音と佐藤久志の姿があり・・・・。

そこへ忘れ物をした裕一がやってきて鉢合わせ・・・、かと思ったところ、思いがけない展開に・・・・。

裕一を見た久志は、「古山かあ！僕だよ。佐藤久志。久しぶだな」と声をかけるのであった。

佐藤久志は、小学校の同級生、不思議な同級生の佐藤久志だったのだ。

裕一が作曲に悩んでいることを知った久志は、「焦ることはないさ。君は選ばれし者なんだ。いつか必ず道は開ける」と励ました。

しかし、更に半年がすぎても裕一の曲は採用されない状態が続いていた。

ついに廿日市から2年目の契約金を半額にすると言い渡された裕一。

裕一から2年目の契約金の話を聞いた音は、廿日市に直談判し、前年どおりの契約金で継続することに成功した。

ある日、コロンブスレコードのサロンで憧れの小山田耕三（志村けん）に出会った裕一は、思わず声をかけ・・・・・。

小山田耕三の顔に泥を塗るわけにはいかないと、更に仕事に没頭する裕一は体調を崩し、音の記念公演の第一選考会の日に倒れてしまった。

定刻ギリギリに審査会場に到着した音。

一時は定刻時間に遅れたので選考会に出る資格がないと言われたが、ライバルの千鶴子のおかげで選考会への参加が認められた。

選考会の結果、音は第一次選考を無事通過した。

音から裕一の状況を聞いた佐藤久志は、「自分に任せておけ」と言って・・・・。

数日後、裕一のもとに早稲田の学生たちが押しかけてきて・・・・・

この早稲田の学生たちはどうするのでしょうか？

佐藤久志の策とは・・・・？